海金剛
高さ50mの断崖と奇岩、そして海が織りなす絶景
紀伊半島の南岸、串本町大島の絶景と言われる海金剛。ピラミッドや獅子の頭のような形をした巨岩や奇岩がそびえ立っており、岩礁に荒波が打ち付ける迫力満点の景色が見られます。周囲にはウバメガシなど沿岸ならではの潅木が生い茂っており、まるで秘境に訪れたかのような感覚に。同敷地内には日米修好記念館もあり、当時の写真や船の模型などが展示されています。
基本情報
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡串
- アクセス
- JRきのくに線串本駅から串本町コミュニティバス樫野灯台口行きで41分、樫野下車、徒歩15分
- 駐車場
- 駐車場 あり
アクセス
和歌山県東牟婁郡串
周辺のスポット
トルコ記念館
1890年、和歌山県串本町沖の海上で現在のトルコの軍艦エルトゥールル号が遭難し、500名を超える犠牲者を出した事件がありました。この悲劇を機に串本町とトルコ国間で犠牲者の慰霊を通じた交流が始まり、トルコ国との友好の証として建設されたのが、トルコ記念館です。館内には当時の遭難事故の様子を知ることのできる模型や写真などが展示されています。
海金剛から1,034m
トルコ軍艦遭難慰霊碑
1890年、串本町大島樫野崎の沖合で起きたトルコ軍艦エルトゥールル号が遭難した事件。その際犠牲となった587名の霊を慰めるために建設されたのが、このトルコ軍艦遭難慰霊碑です。串本町と姉妹都市宣言をしているトルコのメルシン市にも同じ石碑が建てられており、現在も5年おきに追悼式典が開かれています。近くには当時の事故の様子を知ることができるトルコ記念館もあります。
海金剛から1,129m
樫野埼灯台
樫野埼灯台は、紀伊半島の東端にある日本最古の石造り灯台です。1870年に点灯され、現在は自動点灯の無人灯台として今なお活躍しています。敷地内には灯台建設のために常駐していたイギリス人技師が、故郷を思い持ち込んだとされる水仙が群生。内部は非公開となっていますが展望台は無料開放されており、広い海原を一望できます。
海金剛から1,331m
橋杭岩
南紀熊野ジオパーク内にある橋杭岩。幅約15mの大きさの岩柱が40個ほど、およそ850mにも渡って直線状に並んでいます。これらの岩は地上に堆積したマグマが冷えて固まり、その後海の浸食により岩の固い部分だけが残ったとされるもの。弘法大師空海と天邪鬼とが大島まで一晩で橋をかける競争をしたという伝説も残る場所で、神秘的な雰囲気が味わえる不思議な景観が楽しめます。
海金剛から5,870m
潮岬
紀伊半島の最南端に位置する和歌山県串本町。そこにある潮岬は本州最南端の地です。岬の近くには約10万㎡の芝生広場が広がる望楼の芝があり、その一角にあるのが本州最南端の石碑。潮岬観光タワーにある海抜100mの展望台からは、本州最南端の絶景が楽しめます。1月最後の土曜日には望楼の芝を焼く「本州最南端の火祭り」が開催されており、迫力満点の光景が見られます。
海金剛から9,512m
潮岬灯台
「日本の灯台50選」にも選ばれている潮岬灯台。1870年に点灯して以来、100年以上もの間熊野灘を照らし続けています。その潮岬灯台は全国に16ヶ所しかない、貴重なのぼれる灯台の一つ。68段の螺旋階段を上った先からは、目の前一杯に広がる青い海と紀伊半島の美しい海岸線を見ることができます。灯台下には資料館もあり、灯台に関する様々な資料が展示されています。
海金剛から9,593m