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トルコ軍艦遭難慰霊碑

悲劇を忘れないための石碑

1890年、串本町大島樫野崎の沖合で起きたトルコ軍艦エルトゥールル号が遭難した事件。その際犠牲となった587名の霊を慰めるために建設されたのが、このトルコ軍艦遭難慰霊碑です。串本町と姉妹都市宣言をしているトルコのメルシン市にも同じ石碑が建てられており、現在も5年おきに追悼式典が開かれています。近くには当時の事故の様子を知ることができるトルコ記念館もあります。

悲劇を忘れないための石碑

基本情報

住所
和歌山県東牟婁郡串本町樫野
アクセス
JRきのくに線串本駅から串本町コミュニティバス樫野灯台口行きで44分、終点下車、徒歩5分
駐車場
駐車場 あり

アクセス

和歌山県東牟婁郡串本町樫野

周辺のスポット

トルコ記念館

トルコ記念館

1890年、和歌山県串本町沖の海上で現在のトルコの軍艦エルトゥールル号が遭難し、500名を超える犠牲者を出した事件がありました。この悲劇を機に串本町とトルコ国間で犠牲者の慰霊を通じた交流が始まり、トルコ国との友好の証として建設されたのが、トルコ記念館です。館内には当時の遭難事故の様子を知ることのできる模型や写真などが展示されています。

トルコ軍艦遭難慰霊碑から111m

樫野埼灯台

樫野埼灯台

樫野埼灯台は、紀伊半島の東端にある日本最古の石造り灯台です。1870年に点灯され、現在は自動点灯の無人灯台として今なお活躍しています。敷地内には灯台建設のために常駐していたイギリス人技師が、故郷を思い持ち込んだとされる水仙が群生。内部は非公開となっていますが展望台は無料開放されており、広い海原を一望できます。

トルコ軍艦遭難慰霊碑から202m

海金剛

海金剛

紀伊半島の南岸、串本町大島の絶景と言われる海金剛。ピラミッドや獅子の頭のような形をした巨岩や奇岩がそびえ立っており、岩礁に荒波が打ち付ける迫力満点の景色が見られます。周囲にはウバメガシなど沿岸ならではの潅木が生い茂っており、まるで秘境に訪れたかのような感覚に。同敷地内には日米修好記念館もあり、当時の写真や船の模型などが展示されています。

トルコ軍艦遭難慰霊碑から1,129m

橋杭岩

橋杭岩

南紀熊野ジオパーク内にある橋杭岩。幅約15mの大きさの岩柱が40個ほど、およそ850mにも渡って直線状に並んでいます。これらの岩は地上に堆積したマグマが冷えて固まり、その後海の浸食により岩の固い部分だけが残ったとされるもの。弘法大師空海と天邪鬼とが大島まで一晩で橋をかける競争をしたという伝説も残る場所で、神秘的な雰囲気が味わえる不思議な景観が楽しめます。

トルコ軍艦遭難慰霊碑から6,130m

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