中禅寺湖
噴火によって生まれたとされる風光明媚な湖
奥日光の入り口に広がる中禅寺湖は、周囲約25km、最大水深約163mという広大な湖です。今から2万年ほど前に男体山が噴火し、溶岩で渓谷がせき止められたことで湖の原形ができたとされています。周辺は明治から昭和にかけて、外国人たちの避暑地としてにぎわいを見せました。また湖畔にはツツジや紅葉をはじめとする花木が、季節ごとに風光明媚な景色を見せてくれると評判。湖上を走る遊覧船の上から、四季折々の眺望を楽しむのもおすすめです。
基本情報
- 住所
- 栃木県日光市
- アクセス
- 東武日光線東武日光駅から東武バス中禅寺温泉行きまたは湯元温泉行きで45分、中禅寺温泉下車すぐ 日光宇都宮道路清滝ICから国道120号を中禅寺湖方面へ車で16km
- 駐車場
- 有料駐車場あり、収容台数276台(普通車1回310円・二輪1回100円、湖畔第1・第2駐車場 7:00~22:00、12月~3月は8:00~21:00)
アクセス
栃木県日光市
周辺のスポット
華厳ノ滝
滝が多い日光の中でも特に有名な華厳ノ滝。中禅寺湖の東側に位置しており、湖の水が97mにも及ぶ落差を一直線に流れ落ちる様は圧巻です。その華麗で迫力ある姿は日本三大名瀑のひとつにも数えられています。滝つぼを間近で見られる観瀑台まではエレベーターで行くことが可能。周辺の神秘的な自然も見どころのひとつで、初夏の新緑、6月のイワツバメなどが滝の景観をより美しく引き立てます。1月、2月頃には周辺にある小滝が凍り、華厳ノ滝がブルーアイスに彩られる幻想的な様を楽しめます。
中禅寺湖から540m
いろは坂
- 紅葉
日光の市街地と奥日光とを結ぶいろは坂。下り専用の「第一いろは坂」と上り専用の「第二いろは坂」に見られる急カーブを合計すると48か所になることから、「いろは48文字」になぞらえていろは坂と名付けられました。美しい周辺の景観を楽しめるドライブコースとして評判が高く、特に秋には日光有数の紅葉スポットとして渋滞ができるほど人気。中でも「第二いろは坂」の途中に設けられた明智平展望台からの眺望は圧巻です。
中禅寺湖から1,658m
戦場ヶ原
奥日光エリアに広がる戦場ヶ原は、日本有数の湿原として知られています。かつて中禅寺湖をめぐり赤城山の神と男体山の神が争った際、この地が戦場となった、という神話が名前の由来となったそう。元々湖であった場所が湿原化したもので、約400ヘクタールもの広大なエリアを囲むように自然探求路が整備されています。ユニークな植物や多彩な野鳥が見られることでも知られており、独自の自然を観察しながらハイキングを楽しむことも可能です。
中禅寺湖から6,436m
日光東照宮
1617年に徳川初代将軍であった徳川家康を祀るため建立された日光東照宮は、世界遺産として登録されている「日光の寺社」の中でも最も有名な神社です。現在見られる社殿群は、ほとんどが1636年に3代将軍家光によって建て替えられたもので、境内には国宝8棟を含む豪華絢爛な社殿が55棟も並んでいます。極彩色や漆、細かな彫刻などで装飾された建造物はどれも息をのむ美しさで、国内外から訪れる多くの観光客を魅了しています。
中禅寺湖から9,345m