禅林寺 永観堂
「もみじの永観堂」とも呼ばれる紅葉の名所
京都市の北東部に位置する禅林寺は、通称「永観堂」とも呼ばれる浄土宗西山禅林寺派の総本山となる寺院です。「秋はもみじの永観堂」と言われるように、古来より紅葉の名所として評判。境内に点在する建物が渡り廊下でつながっているのも特徴で、回廊と紅葉の情緒ある景観も楽しめます。「みかえり阿弥陀如来」をはじめとする貴重な文化財も必見です。
基本情報
- 住所
- 京都府京都市左京区永観堂町48
- アクセス
- 市バス「南禅寺永観堂道」
- 駐車場
- 駐車場 あり(岡崎公園駐車場)
アクセス
京都府京都市左京区永観堂町48
周辺のスポット
蹴上インクライン
蹴上インクラインは、明治期に蹴上と南禅寺とをつなぐために造られた世界最長の傾斜鉄道です。全長582m、高低差36mほどのルートで、琵琶湖疏水を利用した水運の一区画として船を運ぶために使用されていました。1948年に廃線となってからは桜の名所として知られており、春には線路を歩きながら両側に咲く桜並木を鑑賞することができます。
禅林寺 永観堂から0m
南禅寺
かつて亀山天皇の離宮であった南禅寺は、日本初の勅願禅寺として高い格式をもつ臨済宗の寺院です。応仁の乱の際に伽藍が焼失したものの、江戸時代に復興。歌舞伎の中で石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」と言った「三門」でも知られています。敷地内には枯山水の庭園「虎の子渡し」や狩野探幽の襖絵「水呑の虎」、琵琶湖疏水(そすい)が流れる水道橋など見どころも豊富。座禅などの京都らしい体験も可能です。
禅林寺 永観堂から333m
京都市動物園
京都市動物園は蹴上駅から徒歩約11分。岡崎公園の一角にある京都で最も古い動物園です。約200種800点の動物が飼育されており、動物に触れることができるコーナーは、特に子連れの人たちに人気です。飼育員の話を聞きながら、動物のえさやりの見学ができるイベントなどもあって、休日は多くの観光客でにぎわっています。
禅林寺 永観堂から829m
哲学の道
- 紅葉
銀閣寺と南禅寺を結ぶ運河沿いの小路で、20世紀初頭の哲学者西田幾太郎(きたろう)氏が毎朝ここを歩きながら考え事をしていたことから「哲学の道」と呼ばれています。2㎞ほどの道の周辺には寺社仏閣やカフェ、ギャラリーなどがあり、寄り道を楽しみながらのんびり歩くのもおすすめ。春には桜、夏にはホタルが見られるスポットとしても評判です。
禅林寺 永観堂から969m
平安神宮
平安神宮は、平安遷都1100年を記念して1895(明治28)年に創建。第50代桓武天皇と第121代孝明天皇が祀られています。神社の顔ともいうべき朱色と緑のコントラストが鮮やかな社殿は、SNS映えする観光スポットとしておすすめです。また、明治時代の代表的な日本庭園として国の名勝に指定されている平安神宮神苑も見どころ。神苑は社殿を取り囲む四つの庭からなり、春の紅しだれ桜をはじめ四季折々の美しい景色を眺めることができます。
禅林寺 永観堂から1,219m
京都国立近代美術館
国内外の近代美術を中心に、約1万点を収蔵する美術館。彫刻、版画、工芸、写真なども積極的に収集し、日本の作品については特に京都や関西での芸術活動による作品に重点を置いています。さまざまな講演会やワークショップも開催されているので、見るだけでなくより身近にアートを感じることができます。館内にはミュージアムショップやカフェを併設。カフェでは店内自家製麺のパスタやゆばカレー、季節の和菓子セットなど、こだわりのメニューが楽しめます。
禅林寺 永観堂から1,231m
円山公園(京都府)
八坂神社や知恩院と言った歴史深い寺社仏閣に囲まれている円山公園は、桜の名所としても名高い京都市最古の公園です。広々とした回遊式日本庭園を中心に、池やあずまや、野外音楽堂、料亭といった様々な施設が点在。一年を通して風情ある景色を楽しめますが、公園のシンボルともいえる「祇園しだれ桜」が咲き乱れるシーズンにはライトアップなども行われ、特に多くの人が訪れます。
禅林寺 永観堂から1,670m
高台寺
- 紅葉
東山地区にある高台寺は1606年に豊臣秀吉の菩提を弔う目的で、秀吉の正室ねねによって建立された寺院です。開山堂や観月台、時雨亭をはじめ、開山時の建築物もいくつか現存しており当時の面影を感じることができます。桜や紅葉の名所としても知られており、シーズン中に行われる大規模ライトアップでは幻想的な演出が圧巻です。美しい庭園や期間眼底の週末コンサートなどもあり、様々に楽しめます。
禅林寺 永観堂から1,972m
花見小路通
京都の町を南北に走る花見小路通は、祇園の風情あるメインストリートです。建仁寺の前から三条通まで続く1㎞ほどの道のりの中に、寺社仏閣や料亭、由緒ある茶屋などが点在。電柱が地中に埋められた石畳の通りには、舞妓さんが歩く姿もよく見られます。特に南側エリアには紅殻格子の風格ある建物が軒を連ねており、より一層京都らしい町並みを楽しむことが可能です。
禅林寺 永観堂から2,052m
清水寺(京都府)
- 紅葉
京都市内にある清水寺は、778年創建という京都屈指の歴史を誇る世界遺産の寺院です。本堂の前には京都の町が一望できる「舞台」があり、多くの観光者でにぎわいます。敷地内には色鮮やかな「三重塔」や「音羽の滝」、「地主神社」をはじめとする見どころも点在。東大路通から清水寺へと続く急な坂道の両脇には多数の土産物屋が軒を連ねており、散策スポットとしてもおすすめです。
禅林寺 永観堂から2,345m
建仁寺
建仁寺は臨済宗の開祖である栄西が開いた、京都最古の禅寺です。貴重な文化財を数多く所有しており、京都国立博物館に寄託されている国宝「風神雷神図」はレプリカで鑑賞できます。桃山時代の庭園も必見です。また喫茶発祥の地としても知られており、宋の国から禅と茶を学んで帰った栄西の誕生日に合わせ、毎年四頭茶会を開催。写経や坐禅といった禅寺ならではの体験もできます。
禅林寺 永観堂から2,439m
本能寺
本能寺は京都市役所からほど近い街中に佇む寺院で、法華宗本門流の大本山です。1415年に創建されて以降、兵乱や火災などに見舞われ焼失と復興を繰り返しており、現在の場所へは1591年に移転してきました。境内の宝庫宝物館には国宝でもある11世紀の古筆「本能寺切」をはじめ貴重な文化財が多数。また本堂の奥には、本能寺の変で自害したとされる織田信長の公墓も見られます。
禅林寺 永観堂から2,500m
祇園祭
京都の夏の風物詩である祇園祭は、平安時代から続く八坂神社の祭礼です。7月1日から約1か月に渡り様々な行事が行われていますが、中でもハイライトとなるのは八坂神社の「神輿渡御」と、ユネスコ無形文化遺産にも認定されている「山鉾巡行」です。33基もの山鉾が京都の町中を練り歩き、その豪華で壮麗な山鉾巡行を観覧しに地元民から観光客まで多くの人が集まります。
禅林寺 永観堂から2,629m
大原の町並み
京都駅からバスで1時間ほどの里山に広がる大原は、茅葺き屋根の家や由緒ある寺社仏閣が点在するのどかなエリアです。高野川の上流、比叡山の麓に位置するこの地はかつて皇族や貴族が隠棲した場所でもあり、四季折々の美しい景観や豊かな農作物が豊富。春になると三千院の夜桜ライトアップをはじめ様々な祭りも催されます。里の中心部には名産品のショップや古民家レストラン、足湯カフェなどもあり町歩きにもおすすめです。
禅林寺 永観堂から2,662m
錦市場
京都の繁華街に位置する錦市場は、「京の台所」と称されるアーケード街です。江戸時代にまでさかのぼる歴史深い市場の中には、鮮魚や総菜、スイーツまで多彩な店舗が並んでいます。京都の食文化や珍しい食材に出会えるスポットとして、地元民はもちろん観光客にも人気。食べ歩きもできるので、観光の途中で立ち寄るのもおすすめです。
禅林寺 永観堂から2,985m
京都御所
京都市の中央部に位置する京都御所は、1331年(元徳3年)から1869年(明治2年)までの間、歴代天皇が居住し公務や儀式を執り行っていた場所です。築地塀に囲まれた広大な敷地内には紫宸殿や清涼殿、御学問所などが並んでおり、荘厳なたたずまいと歴史ある建築様式に触れることができます。また塀の外には広い公道や四季折々の花木が見られる植栽、ちょっとした公園もあり、のんびり散歩を楽しむことが可能です。
禅林寺 永観堂から3,289m
京都国際マンガミュージアム
閉校した小学校の校舎を利用し造られた京都国際マンガミュージアム。国内のマンガ本を中心に、漫画の歴史に関する書籍から世界のマンガ本まで様々なコレクションを収蔵しています。館内にはミュージアムに加え、誰もが気軽に手に取れるマンガが並ぶ本棚「マンガの壁」があり、イベントやワークショップなども随時開催。屋外に広がる芝生の広場では、マンガを片手にのんびり過ごす人の姿も見られます。
禅林寺 永観堂から3,317m
京都国立博物館
1888年、国内の寺社仏閣文化財の調査結果、半数以上が京都・奈良に集中していることが分かったため、適切な保存のために造られた国立博物館です。建物は、赤坂離宮に代表される宮廷建築に多数関わった片山東熊(1854-1917)が設計し、フレンチルネサンス様式で特別展に利用される明治古都館と、常設展が行われている平成知新館に分かれています。2つの建物の間には、ロダンの『考える人』の像も設置されています。
禅林寺 永観堂から3,363m
糺の森
下鴨神社の神域を包むように広がる糺(ただす)の森は、世界遺産にも登録されている京都屈指のパワースポットです。東京ドーム3個分ほどの広大なエリアに、縄文時代から続く太古の自然がのこされています。森の中には下鴨神社へ続く参道が通っており、その周辺に美の神様を祀る「河合神社」や甘味処など見どころも点在。静けさと神聖な雰囲気に癒されながら散策を楽しめます。
禅林寺 永観堂から3,409m
下鴨神社(賀茂御祖神社)
- 紅葉
森見登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」の舞台の一つにもなっている、世界文化遺産「糺の森・国宝 賀茂御祖神社」。神社の南にある「糺の森」は、パワースポットとしても知られており、3世紀前と同じ原生林に囲まれながら、森林浴もできる癒しの空間です。
禅林寺 永観堂から3,435m