さとうきび畑
南大東島の広大なさとうきび畑
沖縄本島から東へ約360㎞先に位置する南大東島は別名「さとうきびの島」とも呼ばれており、島には見渡す限りのさとうきび畑が一面に広がっています。島の半分以上の土地はさとうきび畑になっており、島の周囲は約20㎞ほど。そのため、南大東空港に降りたら、レンタカーやレンタル自転車で広大な自然とさとうきび畑を見てまわるのも良いでしょう。島の一大産業であり、文化にもなっている広大なさとうきび畑の光景は圧巻です。
基本情報
- 住所
- 〒901-3800 沖縄県 島尻郡南大東村
- アクセス
- 那覇空港から飛行機で約1時間
- 駐車場
- あり
アクセス
〒901-3800 沖縄県 島尻郡南大東村
周辺のスポット
ふるさと文化センター
南大東島の歴史がわかる民俗資料館です。大東島は発見されて200年、人が住み始めてたった100年しか経っていない島です。その開拓の歴史が当時の農機具や生活用品が展示されています。その中でも特に必見なのが、製糖会社が当時貨幣の代わりに発行していた島内でしか使用できない紙幣(金券)です。100年で独自の歴史を発展させてきたことを感じさせます。他にもシュガートレインと呼ばれるサトウキビや物資運搬に使用されていた車両も展示されています。
さとうきび畑から261m
大東神社
南大東島の開拓者・玉置半右衛門が造営した、大東(だいとう)神社。南大東村で最も古い神社で、天照大御神が祀られています。毎年9月22、23日には島最大の祭り「豊年祭」が行われ、江戸相撲や沖縄角力を奉納。夜になると国の天然記念物に指定されている、日本最大のコウモリ・ダイトウオオコウモリが飛び回る自然豊かな場所でもあります。
さとうきび畑から1,239m
塩屋プール
南大東島の西側に位置する人工の海水プールです。断崖絶壁に囲まれビーチのない南大東島で、海水浴を楽しめるように岩場をくり抜いて造られました。海水が入り込んでくるので潮の干満で深さが変化し、プールの中には熱帯魚もたくさん泳いでいます。島の東側にある海軍棒プールより浅いので、小さな子どもを遊ばせるのにおすすめです。
さとうきび畑から1,687m
星野洞
南大東島一の観光スポット、星野洞(ほしのどう)。島内には鍾乳洞が約120か所あると言われており、そのなかで最も大きいのがこの星野洞です。長さは375mあり、乳白色の鍾乳洞がおよそ1,000坪ほど広がっています。カーテンやつららなどの形をした多種多様な鍾乳石があり、自然が生み出した幻想的な景観を見ることが可能。鍾乳洞内は歩道や照明などが整備されているので、安心して見学できます。
さとうきび畑から3,316m
海軍棒プール
旧海軍が南大東島を訪れた時に、測量用に建てた棒が海軍棒と呼ばれていたことからその名がついた人口プールです。プールとはいっても実際には海の中を岩で囲って造られているので、プール内には海の波も入ってきますしサンゴ礁や熱帯魚などを観察することが可能。シュノーケルもおすすめで、大自然に囲まれたプールで沖縄の綺麗な海を存分に楽しむことができます。
さとうきび畑から3,537m
大池展望台/大池のオヒルギ群落
南大東島で最も大きい淡水池・大池。この池の一帯には、国の天然記念物に指定されているオヒルギ群落があります。オヒルギは本来海岸の泥土に生育しますが、大池のように内陸封鎖された環境に育っているのは世界的にも珍しく、稀有な生態を見ることが可能。島の北部にある大池展望台からは、池とオヒルギの雄大な自然の景色が見られます。
さとうきび畑から3,566m
バリバリ岩
バリバリと岩が避けたような見た目から名付けられた「バリバリ岩」は、南大東島の一番北に位置し、地殻変動によって作られた自然の産物です。土地の特徴から、南大東島には岩の裂け目や鍾乳洞ができやすく、その中でも割れ目が一際大きく、岩の中に入れるのがバリバリ岩です。穴をくぐって向かうので冒険感があり、道中も楽しめます。最底部からの景観は上部の割れ目から光が差し込み神秘的です。
さとうきび畑から4,484m