辰鼓楼
明治初期に造られた趣ある木製の時計台
かつて出石町役場であった施設の敷地内にそびえる辰鼓楼(しんころう)は、江戸時代後期の火の見櫓の形をした時計台です。1871(明治4)年に建てられて以降、出石のシンボルとして親しまれています。かつてはこの鼓閣で辰の刻(7時~9時)に城主の登城を告げる太鼓を叩いていました。現在の姿になったのは1881(明治14)年のことで、オランダ製の機械式大時計により時を刻んでいます。
基本情報
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町内町
- アクセス
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩5分
- 駐車場
- 駐車場 なし
アクセス
兵庫県豊岡市出石町内町
周辺のスポット
出石城跡
兵庫県北部の豊岡市山間部にある出石(いずし)城跡。江戸時代には小出、松平、仙石の3氏が居城していました。1968(昭和43)年に隅櫓が復元されて以降、登城門や登城橋も再建されており、趣ある城郭と桜のコラボレーションが楽しめる名所としても評判。また城下町である出石の街は「但馬の小京都」と称されるほど風情があり、関西有数の蕎麦処としても知られています。
辰鼓楼から201m
出石明治館
出石(いずし)で唯一の洋館である出石明治館は、明治20年に郡役所として建てられた建築物です。木造2階建てのレトロな外観は、水色の壁やコリント式柱頭といった装飾が施されています。館内では出石の歴史や、出石にゆかりのある人物たちなどを紹介。休憩サロンには蓄音機やレコード盤も展示されており、昔懐かしい雰囲気を楽しみながら過ごすことができます。
辰鼓楼から230m